マメスナギンチャク、通称マメスナ。
小さなイソギンチャクが集まったようなソフトコーラル。
ソフトコーラルというよりも、イソギンチャクに近い生き物である。
密集した群体は幾何学模様のように美しい。
一つの口盤の直系が1cm足らずのものから6~7cmのものまで大きさは様々なである。
一般的には非常に丈夫で水質の変化にも強いとされいるが、、、以前はその強いマメスナも我が家の水槽では半分ぐらいは開かなくなってきた。原因はヤッコかな??
しかしながら、飼育しやすく一般的にはビギナー向けのサンゴの入門種と言われている。マメスナの魅力はなんといってもカラーバリエーションの豊富さ。グリーン、オレンジ、ピンクといった単色系のものの他にも、複数の色が組み合わさったパターンのものも多い。
蛍光色が多いので照明は青系のLEDがオススメです。照明は弱くても大丈夫なので蛍光灯でも飼育は可能ですが発色しないのでやはりLEDがいいかな。。。
気になるマメスナ増殖についてだが、増殖速度はマメスナの種類によってまちまちで、わりと早く増殖するものもいれば、かなり遅いものもいる。成長は早いものもは他のサンゴを覆ってしまうこともあるらしいので他のサンゴと離れた位置にレイアウトしておこう。
グリーンボタンは餌をよく食べるのでサンゴ用フードかもしくは海水魚の固形フードをすりつぶしてあげると早く増殖するし、大きなポリプを咲かせる。我が家も結構元気に増殖していきました。
ただ、餌をあげるのでどうしても水が汚れてしまうので頻繁に水替えをしていました。週1回に40L。まあ、水槽にミドリイシもいるからですが、、、
カクレクマノミじゃまじゃ~い!!
※蛍光ピンクの個体が人気が高くてなかなか売っていません。数多くのソフトコーラルの中でもかなりはっきりしたピンクの発色はしてくれるのがマメスナぐらいなので欲しい((+_+))
マメスナギンチャクの飼育は他のサンゴ類ほど難しくない。しかしながら、増殖するほど状態をよく飼育するにはいくつかのポイントを押さえておかなくてはならない。
① 十分な照明
マメスナギンチャクの色を引き立たせるにはブルー系の波長が大切だが、増殖を早めたりするのであれば広い範囲の波長域が望ましい。光が不足してしまうと足盤が間延びして成長し、群体がすかすかになってしまう。また、触手が委縮して活性が下がってしまう。
② 適度な水流
健康なマメスナギンチャクはデトリタスを多く排出するので、それらを排除し、触手を刺激するような適度な水流があたるようにする。
③ 適度な給餌
マメスナギンチャクの仲間は褐虫藻を共生させているために、光さえあれば給餌しなくても育てることはできる。しかし、給餌することでさらに増殖を促すこともできる。
■マメスナ失敗談
①水替えでのときにおそらく水流があたってしまたのか、一気に開かなくなり、みるみるうちになくなっていきました。何が原因か??それからは水替えはかなり慎重になりました。入ってきたときの状態にもよるのかな。特にチャイナ産はデリケートなのか。。。
②スミレヤッコ&ニシキヤッコにふるぼこにされました。やはりヤッコとの相性は最悪です。つつかない個体もあると聞いたので実験的に入れてみましたが、そんなことはありませんでした。引きちぎるまで突っついておりました。ハナガタ&オオバナもいかれました、、、(´;ω;`)ウッ…
現在は①②の要素をなくして順調に飼育できています。ちなみに人工海水はRedSea のコーラルプロです。また、天然海水も半分入れております!
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