初心者でもわかる釣り方基礎講座 |「ファミリーフィッシング」サビキ釣りなど

投稿日:2017年3月25日 更新日:

波止はファミリーやカップルで訪れても楽しめるポイント。ここでは初心者でも手軽に楽しめるサビキ釣りとウキ釣り、サヨリ釣りを紹介しよう。釣った魚はいずれも持って帰っておいしく食べられることから、ファミリーフィッシングに最適だ。

 

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サビキ釣り

sabiki

ハリに魚皮やビニールを付けたサビキバリを使う釣り。このサビキバリをエサと思って魚がヒットしてくるため、ハリにはエサを刺さず、魚を寄せるためのマキエをカゴに入れて釣る。

ターゲットとなるのは、アジ、イワシ、サバなど。その他にもカマスや小型グレ、スズメダイなどがヒットする、五目釣り感覚で楽しむこともできる。

サビキ仕掛けは5~6本のサビキバリがセットされたものが市販されている。カラーやハリの大きさによってたくさんの種類がある。ハリは釣れている魚の大きさに合わせるが、アジの場合は3~7号バリを用意するといい。カラーは実績の高い白スキンやピンク系を選ぶのする無難。釣行する波止で実績の高いサビキを釣具店に聞いてから購入するのも確実性の高い方法だ。

波止で足元のマキエを撒いて魚が集まってくるようなら、道糸に市販のサビキ仕掛けをセットして先端にカゴを付けるだけのシンプルな仕掛けでよく釣れる。ノベ竿や2m前後の短いリール竿でも釣れるので、初心者でも気軽に楽しめる。

サビキ仕掛けで釣果を伸ばすには、手返しを早めてマキエを効かせること。アタリがないからといつまでも仕掛けを入れたままにしておくと釣果は上がらない。

いち早くアタリが出るタナを見つけることも重要。基本的にイワシは表層、サバは中層、アジは底層でヒットすることが多い。アタリがなければ、どんどん深いタナを狙って沈ませていこう。

アジやサバが回遊している場合は良型が沖にいることが多いので、ウキサビキを仕掛けて沖を狙ってみよう。

アタリはウキが沈んだり、逆に浮き上がって海面に倒れたりする。寄せてくるときに強く引くと口が切れてバレてしまうので注意が必要。強いアワセえお入れず、一定の速度で引いてこよう。

アジなどは朝タマズメ時にヒットすることが多い。常夜灯がある波止なら半夜釣りで大型がヒットすることもあるので、時合を考えて釣行するのも有効だろう。

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ウキ釣り

uki

ノベ竿を使ったシンプルな仕掛けはリールを使わないため、子どもでも手軽に楽しめる。そのうえ、ウキがあるのでアタリがわかりやすく、ファミリーに最適な釣り。釣り場によっては、アジ、グレ、チヌ、サヨリなどいろいろな魚を釣って楽しむことができる。

マキエをパラパラと撒いて魚を集めておいて、オキアミなどを刺した仕掛けを投入して釣る。マキエはアミエビを使うが、波止釣り用(アジやサヨリ用)の集魚材を混ぜると量が増えて投げやすくなる。また、アミエビはにおいが少なくなる点も見逃せない。

マキエは一度に大量に撒くのではなく、少量ずつでも切らさず定期的に撒いていく。特にアジなどの群れはマキエが切れるとほかに移動してしまうので、こまめいに撒いて群れを集めておきたい。

河口域ではこのウキ釣り仕掛けでハゼも釣れる。ハゼは海底にいるので、アオムシなどを刺したハリが底を這うぐらいにウキ下を深くして釣っていくと、ハゼがヒットしてくる。

 

サヨリ釣り

sayori

サヨリ釣りのエサはマキエにアミエビ、サシエには大粒のサシアミを使う。マキエは集魚効果や遠投性を上げるため、アミエビに集魚材やサナギを混ぜる人もいる。

良型サヨリは波止際近くまで寄ってくることは少なく、沖目までエサを拾っているのでウキカゴ仕掛けを遠投して狙う。遠投ウキとカゴが一体になったウキカゴ仕掛けなら狙ったポイントにマキエを効かせられるため、そこにサシエを合わせることができる。

投入後はときどき仕掛けを手前に引いてマキエをカゴから出してサヨリを集め、サシエを食わせよう。

アタリはウキカゴの下についたシモリウキやアタリウキでとる。アタリがあったら軽くアワセを入れてハリ掛かりさせてやろう。サヨリの口は意外と硬いので、ハリ先が丸くなったらハリ掛かりが悪くなる。ハリ先をこまめにチェックし、刺さりが悪くなったら早めに交換するとよい。

 

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