タイゴーストを飼育し始めてから早2年。
いろいろと仔をとってきたが親個体を超える子どもは未だ出てこず。
Contents
初めて購入したタイゴースト
こちらがザリガニ飼育にはまってしまった原因のタイゴースト。
この2匹からハイグレードな個体を繁殖をさせるために私のザリガニ飼育は始まった。
当初何も知らなかった私はとりあえず綺麗な個体同士を掛け合わせれば綺麗な仔が産まれると単純に思っていた。
レッドビーシュリンプと同様に考えていたが、甘かった。
素人ながらなんとか色々な人に飼育方法を教えてもらいながら交配、産卵に至った。
産まれてきた仔たちはこんな感じで黄色かった。
ここから成長していき、
最終的には綺麗な真っ白な個体へ(笑)
cow同士をかけたのでcowが少しでも産まれてきてくれるかと期待しましたが、残念な結果になってしまいました。
結果、cow同士は白化が進むこと、そして、異なる系統の色同士はうまく色の表現がでないということがわかった。
色々と繁殖してみたが、、、
いろいろと試して繁殖をしてみたが、その他のタイゴーストは結局うまくいかず、、、
いい感じの茶系がほとんどでした(笑)
唯一親個体の色が遺伝したのは・・・
唯一親個体の色が遺伝したのが赤系のゴースト同士を掛け合わせた交配です。
この2匹のF1個体はすべて赤の色が出てきました。
赤ゴーストは色が遺伝し、しっかりとした色が出ています。
現在残している1ペアの♀にセメント腺が出てきており、交配完了しましたのでまもなくF2が誕生することと思われます。
しかし、模様は遺伝しませんでした。面白い模様はF3あたりから出始めるという話もあります。
結論
タイゴーストでいろいろな個体を購入した。
特に当時ガンダムと言われた配色のタイゴーストは模様はさることながら色合い的にも親個体を超える仔は出てきておりません。
しかも、脱皮をした後は色合いが元に戻らないどころかかなり薄くなります。
上は脱皮直後で薄いですが、ここから元通りにはなりませんでした。
やはりタイゴーストを美しく維持しようと思えば、色揚げが大切になってくるのですね。
おそらくタイから輸入されている個体も色揚げがなされているのでしょう。
あと、タイゴーストがアダルト個体でしか日本に入ってきていないことを考えると、ヤング個体のときから色揚げをしているのでしょう。
そう考えると、我々が購入しているアダルト個体はかなり綺麗に色揚げされた個体でそれは本来の色でない個体もおり、そこから産まれている子どもが本来の色であるということなのでしょうか??
色揚げ方法もいろいろあります。サンゴも添加剤や照明などでも色揚げを行います。しかし、色揚げをしているということを公にしたうえで販売している、していないは大きな違いだと思います。
あとは色揚げの方法も大切ですね。生体に負荷がかかるような色揚げ方法はNGだと思います。

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