200匹以上のカクレクマノミの繁殖(産卵・孵化・稚魚飼育)ついに成功!稚魚育成の秘訣は!

投稿日:2021年10月1日 更新日:

カクレクマノミの稚魚を飼育して半年ちょっと、ようやく産卵から稚魚飼育までがうまくいくようになったところで、私の飼育している状況をご紹介したいと思います。

2021/10/06 追記:以下のやり方で稚魚がほぼ★になることなく孵化から飼育することができました。2回連続の成功なので今後のこのやり方でいきます。

親個体の飼育状況

♂ブラックアイスオセラリス×♀カクレクマノミ

水温 : 26℃
比重 : 1.021~1.022
照明 : 午後4時~午後10時(部屋の電気は24時ぐらいまでつけています。)
水槽 : RedSea REEFER 170
総水量:165リットル
飼育個体 :上記の親個体、アケボノハゼ1匹、サンゴ

初めて産卵したのが2020年11月21日。
稚魚の飼育をしてみようと思ったのが、2021年2月。

カクレクマノミの産卵

カクレクマノミの産卵前の兆候として以下の動作があげられます。個人的にわかりやすかったものをあげております。

① オスが卵を産み付けるだろうという場所を口で掃除をする。

② メスのお腹がパンパンに膨れてくる

③ メスのおしり付近から産卵管が出る
→こうなれば当日か翌日には産卵します。

カクレクマノミの孵化

個人的には第一関門は「卵の孵化」でした。
神畑のホームページには孵化のポイントとして以下の事柄があげられています。

参考

1.水温・日照(照明)時間・水質を一定にする。

特に日照(照明)時間が重要!明暗をはっきりつけさせること。

2.卵に当てる水流が弱すぎないこと。
3.孵化するタイミングを見極める。
4.孵化当日に完全に遮光すること。

特に卵の周辺は光が少しも入らないように。

出典:http://aquarium-fish.kamihata.net/kakure/breed/fuka.html より

ひとつずつ感想を述べていきます。

【1.水温・日照(照明)時間・水質を一定にする。】
→水温、水質については一定に保つのは必要です。照明については私個人の水槽では真っ暗になっている時間帯は23時30分から夜が明けるまでで、ひどいときにはリビングで電気をつけっぱなしで寝てしまい、午前3時まで電気をつけっぱなしにしていました無事孵化したのでそこまで神経質になる必要はないかと。

【2.卵に当てる水流が弱すぎないこと。】
→ここは大事だと思います。水流については必ずあたるようにしておかないと孵化しません。私は最初に生まれた段階で別の水槽に動かして、水流をあて別の水槽で孵化させていましたが、最高で半数ぐらいしか孵化しませんでした。水流に強い弱いがわからなかったからです。今では孵化直前までメイン水槽に入れているので水流の心配はないです。また、オスが卵の世話をするので別の水槽には入れないほうがよいかと。

【3.孵化するタイミングを見極める。】
→これは無茶苦茶大事。私の飼育下では産卵してから7日後の夜に孵化します。孵化予想日の電気を消す直前にに卵を海水から出さないように大き目のプラケースに入れてエアレーションをします。電気を消してしばらくはゆっくりと卵のほうに手で水流を起こしてあげます。
理由は二つで、一つ目の理由は、おそらく卵の中の成長した個体は外からの波で孵化するのだと思います。一度オスとメスも一緒に入れていたら無事孵化していました(オスが波を送ってくれるから)が、私がそのまま眠ってしまい、朝起きたら稚魚はすべて親に食べられておりました。親だけをまた本水槽に戻すのも稚魚にダメージを与えてしまうので、今回はそのオスの役割を自分がしてあげるということです。これが二つ目の理由です。

本水槽の水流をとめて孵化した後に地道に稚魚を掬うという作業もしましたが、労力がかかるのと掬っている間にダメージを受けて致死率が高くなりのでやめました。

以下が私が孵化日の7日目に行う手順です。

1.消灯直前に海水から出ないようにプラケースに卵のついた鉢を入れ、そのまま水槽内に浮くようにしておく。私の場合は水槽にフランジがついているため、そのに引っかけてガムテープでとめています。そして、エアレーションを弱めでかけておきます。

2.いつもの消灯時間に水槽の照明を消す。水槽照明を消し、部屋の電気も消して真っ暗にします。その後は自分で卵に水流をゆったりとあてます。あまり激しくすると産まれてきた稚魚が死んでしまいますのでゆっくりと気をつけながら波をあてます。この作業がなくても産まれる可能性はありますが、より多くの個体を孵化させようと思ったら必要なのかなと思っています。私の場合はこれで3分の2ぐらいは産まれました。もっとしっかりと1時間から2時間程度この作業をしていればもっと産まれた可能性はありますが、体力が残っていませんでした(笑)

それでも水槽で孵化して、それを掬う労力に比べると断然楽でした。

3.約1時間ほど経ったら部屋の明かりをつけて産まれているかを確認してみる。水槽の照明はつけないこと。そのショックで稚魚が死ぬ可能性が大です。これで全く産まれていなければ孵化日はその日ではないということなので鉢を本水槽へ戻そう。

※このやり方のリスクは孵化日を見誤るとそのまま卵が死んでしまう可能性があることです。孵化日の把握は必須です。

カクレクマノミの稚魚の飼育

孵化後に多くの稚魚が★になる時期は以下です。

●当日~3日目(クリティカル・ピリオド)

☛死因)掬ったときのダメージ・照明のきつさ・餌不足

●10日~14日目(変態期)

☛死因)栄養不足・餌不足

両方にいえるのは餌不足です。カクレクマノミの稚魚を飼育して、感じたことはとくかくよく食べるので餌を切らさないようにすることです。

ではどのようにすればよいのか私の実践したことをまとめてみました。

ワムシの大量増殖!!!!

これが大事です。私はたまたま夏場に大量の汽水の樽をベランダに置き、ワムシをそこに入れておきました。餌のクロレラを毎日あげているとある日よく見てみると大量にワムシが増殖していました。実は以前からワムシの増殖を行っていましたが、うまく増えませんでした。夏場はクーラーがないため稚魚の飼育をあきらめていた間にワムシが大量になり、そろそろ稚魚飼育をしてみようと思いました。

まずはワムシを大量に増殖させることが稚魚飼育の必須事項だと言えます。

あとは、孵化した稚魚のプラケースにワムシを大量にいれます。そして、それを12時間おきに実施します。

私はこれでクリティカル・ピリオドの時期にほとんど稚魚が★にならずにすみました。

ワムシをこすときにはこちらを使用しております。こちらを購入して上下を半分に切りました(笑)

使用用途とは違いますがこれでワムシをこしとることができます。

楽天でもアマゾンでも売っています。

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〇餌の種類と目安の日数

1日目~7日目 :ワムシ  1日2回のペースでいれる。(後半は少しだけ冷凍ワムシも混ぜる)

8日目~15日目:活ブラインシュリンプ(冷凍ベビーブラインも混ぜる)

16日目~21日目:活ブラインシュリンプ、冷凍ベビーブライン、固形餌

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